コラム
謹賀新年
今から24年前の午年正月に「人間万事塞翁が馬」と年賀状に書いてきた人がいました。
当時はまだ若く無知で、この故事の意味を深く理解していませんでした。
平たく言えば「幸が禍につながることもあり、逆に禍が幸につながることもある。
だから一喜一憂するな」という意味ですが歳を重ねた今、経験値としてそれが分かるようになってきました。
幸福も続きませんが、不幸も続きません。
新たなフェーズに入った2026年が皆様にとって実り多き年でありますように。
今年もよろしくお願いします。
2026年 元旦
有限会社ユーアンドエス
代表取締役 恩田 澄江
以上は今年の年賀状の文面です。友人たちから「正月からくどいんだよね~」と言われながらも、気にせず毎年書きたいことを書いて送っています。
それでも「毎年、何が書いてあるか密かに楽しみにしてる」とか「年賀状の文面に癒されます」と言ってくれる奇特な友人もいるわけです。
全員が納得するものなどありません。無難に最大公約数にするか、もしくは一部の人間に刺さるかのどちらかです。
そのどちらを選択するかは本人次第です。もう60年近く生きてきたので、今さら媚びたり人の顔色を気にするのもつまらない。
外側から与えられたフォーマット通りの人生を送るよりも「人生を内側から生きる」(中沢新一の本の中の言葉)ことを良しとしたいと思っています。
与えられることが当たり前の受け身の人生には、常に不平不満がついてまわります。
でも、自ら選択したものについては真摯に受け止め責任を負わねばなりません。
選択した人生をどうアレンジし気分良く過ごせるか、それを楽しむ度量とか深みを身に付けていきたいですね。

神社の画像は日光二荒山神社。毎年恒例で、正月2日にいろは坂を上って参拝しています。
今年は奥日光に入ったとたん雪が降り始め、あっという間に一面雪景色になりました。
気温は-5℃ですが、日光の山々の神聖で清涼な空気にさらされ、心身が清められます。


これまた恒例の行事ですが、参拝の後には戦場ヶ原の三本松茶屋さんで食事をします。
こちらは明治4年創業という奥日光では最古参のお店だそう。
店内に古い時代の茶屋のモノクロ写真が飾ってありますが、まだ人の匂いのしない原始の気配を色濃く漂わせる戦場ヶ原の一角、
店の由来になった3本の松の木の傍に、素朴な木造の茶屋がポツンと建っている様子は、何とも奥日光の歴史を感じさせる写真です。
一転、現在のお店は標高1,400mの場所であるにも関わらず、「この場所でこのクオリティ?!」と驚くくらい、オリジナルのお料理を提供してくれます。
よくありがちの「うどん、そば、ラーメン」だろうと、あなどってはいけません。
絶品のデミクラスソーズの煮込みハンバーグ、絶品スープカレー、カレー風味のチーズドリア、ハヤシライス、パスタ等々、奥日光の景色を見ながらいただく美味しいお料理に大満足。
さらに標高1,400mという物理的条件を加味すると、値段もかなり良心的な設定だと思います。

今回はお正月企画ということで、お箸袋の内側に当たりマークがあれば限定50個のプレゼントがもらえるとのこと。
なんと!私と母親の箸袋の内側に同時に当たりマーク発見!
クジ運とは無縁の私は思わずスタッフさんに「これ、全員当たりになってない?」と聞いたら、
「当たりが全然出なかったので、心配してたところなんです」と言われました(笑)。
店内からも「すごーい」の歓声。
三本松茶屋さん、年始早々、幸先良いスタートを切らせていただき感謝申し上げます!

【おまけ】
我が家の女帝猫・スー様。今年もイカ耳でキリリと美しくあられます。
何事にも妥協せず自分の意志を通すスー様は、他の3匹(全員オス♂)からも一目置かれる存在です。
思えば10年前、まずスー様が我が家に初めて踏み込んできました。
「ここはいける」と判断した後、兄や弟を引き連れてきたスー様。
危険を冒しても、自分の兄弟たちの居場所を確保しようとした健気で愛に溢れたスー様に、皆ひれ伏すしかありません。
